UICS 2016年度 卒園・卒業式 校長あいさつ

2016年度UICSを応援してくださいました皆様、本当にありがとうございました。

先日の卒業式に際しまして本校校長、大角健一先生の卒業生に向けての挨拶を掲載いたします。

本校の理念と活動の様子が少しでも伝われば幸いです。

以下原文

「本来の自分に出会う場」

卒業生のみなさん、保護者のみなさん。ご卒業おめでとうございます。卒業式にあたり、一言お祝いのことばを申し上げたいと思います。

今年度でUICSは十四回目の卒業式を迎えることができました。小学部、中学部で卒業されたみなさんもいらっしゃいましたが、多くの生徒が高等部を卒業して旅立っていかれました。すでに結婚されている方、お子さんがいらっしゃる方もおられ、中にはUICSの同級生同士で結婚された卒業生もいます。

それぞれが社会で、あるいは大学で活躍されているのを見るにつけ、社会性を心配する声はまったくの杞憂だなと思わされます。というより、ここで学ばれ巣立って行かれたみなさんが、本当に見事に変えられてきた様子をすぐそばで見せていただいてきた者として、決してオーバーではなく、ここは奇跡の学び舎だと思うのです。

ある学校は自らの校風を「自分探しの場」と紹介されていますが、UICSは「本来の自分に出会う場」ということができます。どんな人でも、神様の前に価値があり、尊い唯一無二の存在であること―この事実に出会う時、そしてそれを徹底的に心に沁み込ませていく時、人は必ず変わります。

これまで実にたくさんの方々がこの奇跡を体験して行かれましたが、本日卒業されるK君もその一人でした。入学当初のK君は、いつも伏し目がちで内側の不安がにじみ出ている感じでした。それまでの経緯からか、自分に自信が持てないようでした。

それがどうでしょう。今では全校を代表する生徒となり、文化祭や様々な行事で先頭に立ってみんなを導いていくようになりました。以前を知っている人には想像もできない変化です。

けれどもこれは何もK君だけではないのです。神様の愛に触れ、本来の自分を知ってその価値に気づいたすべての子どもたちが、彼と同じよう変えられていきました。私たちがその証人です。

私は校長という立場にはいますが、実際に子どもたちと直接触れ合い、涙と祈りをもって彼らに接して来られた先生方の愛が、子どもたちを変えていく大きな要因です。

同時に、UICSは家庭と両輪で育てる「チャーチ&ホームスクーリング」を標榜していますので、ご家族の愛と励ましがなければ、私たちの教育は成り立ちません。今日、卒業を迎えられるみなさんのご家族の愛と祈りがどれだけ彼らを支えてきたことでしょう。ご両親、ご家族のみなさんに心からの感謝とお礼を申し上げたいと思います。

今日ここに掲げた聖書のみことば(「私が植えて、アポロが水を注ぎました。しかし、成長させたのは神です。それで、たいせつなのは、植える者でも水を注ぐ者でもありません。成長させてくださる神なのです」Ⅰコリント3:7・8)こそ、今朝私が申し上げたいことなのです。ご両親が種を蒔き、UICSの先生方が水を注いだ子どもたちが、こんなに立派に成長しました。しかし、覚えておいていただきたいのは、「成長させたのは神様だ」ということです。

この神様がこれからもみなさんの前に立ち、後に立って、あなたがたを導いていかれます。この神様に信頼して歩んでいくなら、みなさんが実を結ばないことは決してありません。

教会に仕えることだけが素晴らしいことではありませんが、UICSの卒業生はほとんどが様々な形で教会に仕え、また奉仕者として働いています。(これからその準備に入る方もいます)神様は真実なお方です。みなさんを成長させて、あなたがたを神と人に仕える人へと変え続けてくださるでしょう。期待してください。私たちも大いに期待しています。

今日は卒業式ですが、ある意味で派遣式でもあると思います。イエス様が弟子たちを遣わしたように、私たちも祈りをもってみなさんを遣わします。みなさんが多くの実を結ぶ主の弟子となられますよう、心からお祈りいたします。

本日は本当におめでとうございました。

宇都宮インターナショナルクリスチャンスクール 校長 大角健一